2015年11月23日月曜日

THETA S用ライト

動画が取れると聞いたので、THETA Sを購入。
360度動画像はやはり面白い。

10年前のLadybug2(と十分速いストレージのついたパソコン)でおこなっていたことが、
数万円のカメラで実現できてしまうとは。

遊んでみると、暗い所で光がほしくて、ライトをつけてみた。

具体的には、THETAの外周に側方投影型のLEDテープを張った。

黒基板側方タイプのLEDテープは千石電商のLED店にて1mあたり1500円のものを購入し、カット。

これを光らせると、
となる。
9V駆動でこの外周に張り付けた部分だけだと10mA程度であったため、006Pで駆動することに。
 パイプの中などの撮影をしたかったが、正面しか光が飛ばないのに使ってから気が付いた。
現在は両側方型+上方向のLEDがついたLEDテープを探しているが、見つからず。


2015年7月27日月曜日

スマートコンセント(Plugwise)を使ってみた

東大のビルハッカソンの景品でいただいた、Plugwise社製スマートコンセント(大塚商会扱い)を使ってみた。

このシステムは、スマートコンセントと呼ばれる、コンセントの消費電力を計測、記録するためのアダプタを4台とパソコンのUSBに差す無線アダプタから構成されるキットである。
付属ソフトはWindowsXP/Vista/7用と書かれていたが、手持ちマシンはWindows8.1しかないので、それでインストールを進めてみる。途中.NET3.5のモジュールをインストールするところが自動で進まず、手動インストールしたほかは問題なかった。

そこで、一度起動し、動作することを確かめて、次にLinuxへ。

使用したOSはUbuntu14.04で、python-plugwiseというパッケージを使った。
使い方は簡単で、無線アダプタを差すと、/dev/ttyUSB0が準備されるので、
$ sudo plugwise_util -m 000d6f0000cXXXXX -p
power usage: 93.94W
というコマンドを実行すると、消費電力を簡単に取得できた。
さて、あとはこれを24時間起動しているマシンにつなげば良いだけであるが、今のところは自宅にパソコンを動かしていないので、今日はこれまで。


2015年7月16日木曜日

使用している工具など、その2

使っている工具などについて、質問されたので、まとめておく。

1. ニッパ

 まず必要な工具はニッパー。HOZAN N-55が最高。
これは端面に切り残しがほとんどでないで、平面に切れることが特徴。それは、気持ちよく作業をする上でとても大事。

例えば、錫メッキ軟銅線で2ドットの配線を行おうと思ったときに、切った長さが0.5mmも長ければ、思ったところと接触できない。その場合でも、このニッパーを使えば簡単に0.5mmだけ線の長さを短く切ることができる。このニッパーなら極端な話、0.1mm単位で
線を短くしていくようなことも可能である。自分の思った長さに簡単に切れる、それが大事な点。

しかしこのニッパーはちょっと先が細すぎたり、切りくずが飛ぶのが欠点。それを解消するために、普段使いはHOZAN N-58を使っている。これなら、抵抗の足を切っても切りくずが飛んでいかないし、刃先が太いため、安心して使える。どちらか1本買うなら、N-58からどうぞ。


また、もう少々太い線を切るときのためにENGINEERのNK-15あたりも購入しておく。
ただ、この辺は持ったときのサイズ、刃先のかみ合いなどをチェックしたほうがよいので、別のタイプでもOK。せっかく買うのだから気持ちよく使えるか、検討が必要。初めて購入するなら通販はおすすめできない。

2. ラジオペンチ

HOZANのP-51が必須。この工具も一番先頭までしっかりしており、かみ合わせも綺麗に合っているので、一番先だけ、鈴メッキ線などをつまみ上げられ、作業を気持ちよく進められる。

基板の上に取り付ける抵抗の足を曲げるのが楽しくなる。今まで抵抗の足曲げが楽しくなる工具は無かったことを考えると、これも是非使うべき。

これ以外に少々大型のラジオペンチが必要だが、例えばENGINEERのミニチュアラジオペンチPS-01などを準備。

3. ピンセット


一本だけ使うなら、good TS-13というのを使っている。汎用的に便利。

ほかには先が平らなHOZAN P-892はチップ部品の入ったリールのテープをはがすのが楽になるし、端が薄いので、いろいろなところに入る。
次に取り出した部品はP-891でつまみ上げて取り付ける。この工具は金属が先まで厚いので、力を入れやすい。結構力が必要なときも安心して使用できる。ちなみにこのシリーズはいくつか使ってみるとわかるが、磁化されやすいものと、なかなか磁化されないロットがあるようだ。

それ以外に先が針のようなピンセットも使いそうだが、部品実装の時にはあまり使わない。

4. ドライバー

通常のドライバーセットをそろえる以外に、工具箱にプラスとマイナスを一本ずつ入れている。HOZAN のNo.00シリーズと、細めのマイナスを使っている。

5. 便利な工具


サンハヤトの「ピンそろった」も必須。これは、DIPのICの足をまっすぐにするための工具。買ったばかりのDIPは足が開き気味のため、ICソケットに差すのにこの工具を使う。



ENGINEERのSS-10。これは、抜き差しが堅い小型ソケットからハウジングを抜くための工具。日圧のXHシリーズのコネクタを多数並べたりすると、この工具が必要。

写真を撮るのを忘れているが、ワイヤストリッパはHOZAN P-952、圧着工具はENGINEER PA-09を使っている。

2015年7月1日水曜日

使用している工具など、その1

新しく電子工作を始める人に、使ってる道具を見せてほしいと言われたので、以下に説明する。まずは電池を使うもので。

1. テスター


kaiseのSK-6592を使用。表示部が手のそばにあるので、作業しやすい。
但し、グランドプローブは使いにくいので、長さを短くして、ワニ口クリップに交換済み。

ちょっとしたTips
  • テスターリード用ケーブルの半田付け法
  • ケーブルへの予備半田は先端のみ。被覆までかからないように。 
  •  被覆は必ず、半田付けした金属に物理的方法で固定する。(金具の爪で押さえる)
この2点を守ると、とても丈夫に取り付けられる。

2.LED極性チェッカー

3vの電池に、ワニ口ケーブルをつけたモノ。
LEDを発光させて、目で見て、極性を確認することができる。
あるいはCR2032などの3v回路の実験用電源としても有効。

ちょっとしたTips
  • 乾電池をチョットショートさせてもそんなに危なくない。
  • 先端が露出したケーブルの場合、二本のケーブルの長さを変えておく。この例では、赤より黒ケーブルが長いので、普通に置いておいてもショートしない。



aitendo dc昇圧回路、その3

aitendoの昇圧回路の改造は、最終的には以下の回路になった。


入力は12v程度。出力は60vを標準として設計した。
抵抗の分圧比としては35v~194vまでいくはずだが、負荷0.2A程度で使用していて、65vで打ち止め。
感想は以下の通り。

  • 熱くなる部品は効率の良い部品に交換する。すると、ノイズも減る。
  • 入力のOSCONはとてもノイズ減少に効く。
  • 出力のノイズは0.5vp-pである。
  • 出力65vから先は電圧が上がらず、入力電流のみ増加。
以下やり残し。
  • 回路図書かずに、適当に手元部品で作ったため、改良の余地あり。
  • FETの耐圧が100vしかなかったので変更する。
  • ダイオードの耐圧が高すぎなので、効率の良いものに変える。


2015年6月21日日曜日

Papilio Pro 使い始め


最近、秋月電子ではいろいろな FPGAボードも売っている。
先日、Spartan6対応ボードが11000円とリーズナブルだったので、
購入してきた。
ボード名はPapilio Proで、乗っているチップはSpartan6-LX9 TG144。
このボードをパソコンとUSBで接続し、Papilio loaderという専用ソフトで書き込む。
Xilinx ISE14.7の開発環境でLED点滅させるところまでやってみた。

サンプルをコンパイルしたが、以下の追加作業が必要だった。

  1. UCFファイルのPULLUPが効かなかったので、とりあえず消去したこと。
  2. UCFの使ってない位置指定を無視する設定を行ったこと。

Process Properties -Translate Propertyの設定を変更した。

これで一応、開発準備完了。


2015年5月12日火曜日

抵抗分圧比計算テーブル

抵抗分圧比計算テーブル


電子回路を設計するとき、抵抗で分圧する定数を決めることがある。その中でも抵抗2本で分圧するの場合、抵抗値の関係は整数でないため、計算するのが面倒。
また、手持ちの抵抗の種類が少ない場合にも使いたいことも多い。
そこで、E6系列、E12系列の抵抗で分圧比した場合の分圧比を表として表示し、一定の分圧比のセルだけ色がわかる計算シートを使っている。
抵抗分圧比計算


このサイトの使い方は、次の通り。
  1. 抵抗の系列、分圧比(R1/R2)、の二つを設定し、送信をクリックする。
  2. 表の色が変化する。表の見方は、下方向はR1の値、横方向はR2の値を示す。
  3. この中で、最も近い分圧比の欄が赤に、近い値が黄色に変化する。
  4. 上記のスナップショットでは0.5が入っているので、R1=R2の欄がすべて赤になっている。
  5. この表と手持ちの抵抗箱を見比べると、最適な分圧比を決定できる。

2015年4月30日木曜日

koshian使い始め

気になっていた、小さなbluetooth SMARTモジュールが一個1000円という事に気がついたので購入してみた。
http://www.m-pression.com/ja/solutions/boards/koshian

konashi互換ですぐ使えるのが良い。
取り敢えずled点滅確認。

ちなみに電波強度を画面に出すアプリを使用中に消費電流を測ってみたが、平均5mA程度もある。これでは単三2本で200時間しか使えない!?


とりあえず、ledとスイッチつけて、幾つか実験してみる。


aitendo dc昇圧回路、続編

aitendo昇圧回路のノイズについて。
mc34063の特性がよくわからないので、蛇の目基板で同じ回路を作ってみた。
部品配置とパターンを良いと思われるように直し、FET,Diを秋月で手に入るタイプに変更。


但し、元の回路と比較になるよう、インダクタンスと出力のコンデンサはキットの部品を再利用した。その結果を示す。
上波形は出力電圧、下はFET ゲート電圧。

波形に特に変な所はない。

結論としては、aitendoの昇圧回路キットの基板配置配線は残念である、ということである。もし改版があるならば、直ると良いと思う。
もちろん軽負荷で必要な電圧が取れれば良い場合にはキットで良いが。





2015年4月27日月曜日

OsciumのiPad用オシロアダプタ iMSO-204L

2015年に入ってiPad に接続できるオシロアダプタを購入。
Oscium iMSO-204Lというタイプ。

2ch入力可能で周波数特性は5MHz、入力電圧範囲が1/10プローブ利用で40vまで。

利点

  • 一般的なオシロを知ってれば使い方は簡単
  • iPadらしく指で拡大縮小可能
  • 電源はiPadからもらうため、アダプタ自体に電池がない
  • あまり電池を消費しない、忘れるほど使える
欠点
  • 入力電圧範囲が狭い
  • 電圧レンジが2ch同時に変わってしまう
  • iPadとの端子が共通なため、充電しながら利用できず
  • 分解能が8bitなので粗い
まあ、ちょっと使うには便利。
オシロのためだけに電池充電しなくて良いのは助かる。
これが2万円になれば、他の人にもお勧めしたい。

aitendoのDC昇圧回路キット

600円で150v出力可能な昇圧回路のキットが出ていたので購入。http://www.aitendo.com/product/6872
なつかしのMC34063+外付けNch FETの構成。
そのまま作り、動作確認。

130-400vまで無負荷なら出力できることを確認した。
次に、抵抗を入れ替え、出力電圧を50vに下げてみた。
無負荷、軽負荷(470Ω)では動く。
しかし、波形があまり良くない。
これは出力波形(上)とFETゲート電圧(下)。

一回の昇圧タイミングで何度かoffしている。これはパターンが悪いのか、ノイズが回ってるのか。
これから調べてみる予定。

後半へ続く。